いま話題!退職代行サービスについて考えてみた
どうも。モルです。
最近、やたらと話題の「退職代行サービス」
メディアでも取り上げられており、
「そんなものがあるのか⁉︎」
と驚かれる方も多いかと思います。
【目次】
退職代行サービスとは?
退職代行サービスとは、何らかの理由で退職ができない、滞っている人向けに、退職を業者が代行し、手を煩わせることなく、退職に導くというサービス。
そこには、お金が絡んでおり、
退職代行をお願いしたい人が3〜5万円払う、というシステムになっている。
労働人口の減少などによる売り手市場の今、
次々に、転職者向けのサービスが出てきている中、今度は退職を代行してもらうサービスが出てくる時代になりました。
退職を会社に伝えるのは、自分がいた会社や仕事へのけじめだと思うので,
自分から伝えるべき、ことだと思うのですが・・・
ただ、退職代行サービスに頼ってしまう気持ちも分からなくはないな、と思います。
そんな退職代行サービスについて考えてみました。
退職代行サービスを利用する人が増えている理由とは?
大きく分けて2つあると思います。
1.退職を伝える勇気がない
2.退職させてもらえない
1つ目の方は、特に若者に多いかもしれません。
SNSなどの発展により、直のコミュニケーションが希薄になっている為、
できれば会話することなく辞めたい。
伝える勇気が出ず、惰性で働き続けている人も多いと思います。
また、その会社に対して、未練があったり、長年勤めたのに、辞めるのは申し訳ない(その会社や家族にも)気持ちがあり、辞められないでいる。
というのが考えられるでしょう。
2つ目は、何らかの理由があって辞めれないパターン。
退職をしたい旨を伝えても、上司から退職を阻止されている、はぐらかされる。
人員の不足を理由に、引き伸ばされている。
こういった理由から、退職代行サービスを利用する人が急増しているのかもしれません。
退職代行サービスの価値について
退職代行サービスの利用者が増えることにより、転職が促進され、転職市場に人が出回ることにより、企業に人が流れるので
人手不足が少しでも解消されることは、企業にとってメリットと言えると思います。
また、仕事で追い込まれ、精神的な病気や自殺を考える人の増加を食い止めることにも繋がるかもしれません。
退職代行サービスによる弊害
退職代行サービスが流行ることで、今よりも「嫌になったら簡単に辞められる」
という意識が強くなると思います。
これは辞められる企業からすれば、たまったもんじゃありません。
引継ぎもできないまま辞めた人間の、仕事の後処理など穴埋めをしないといけません。
また、辞めた理由がハッキリしないまま、残された上司や同僚はモヤモヤした気持ちになるでしょう。
退職代行サービスを利用して、間接的に退職手続きはすることになりますが、ほとんどバックレに近いとも思います。
自分のいた会社の事を考えたやり方とは言えないですよね。
ということで、退職代行サービスについて綴ってきましたが、
最近では、今までは考えられなかったような便利なサービスが次々に出てきています。
その中の一つに退職代行サービスもあるわけですが、
便利だと思う人には大変便利なサービスですが、
賛否両論あるのが事実でしょう。
本当であれば、自分で決めて入社し、少なくともそこで仕事をしていたわけなので、
自分の口から退職を伝えるのが「当たり前」でしょう。
ですが、今やその当たり前が通用しなくなってきています。
良くも悪くも時代は変わってきているのだと思います。
退職や転職をお考えの方にとってこのブログが何かのきっかけ、判断の材料に少しでもなれば、幸いでございます。
それでは、また(^^♪